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ガイド // 初心者向けマニュアル

このサイトの読み方

マインド・ブレーカーは、心理学・精神医学の知見をサイバーセキュリティの用語で表現しています。 「プログラミングは分からない」という方でも大丈夫です。このページで用語のメタファーを理解すれば、すべてのレポートが読めるようになります。

なぜ「セキュリティ」の言葉を使うのか

コンピュータのプログラムには「バグ(欠陥)」があります。そのバグを悪用して不正アクセスする行為を「エクスプロイト(攻撃)」と呼びます。 そして欠陥を修正することを「パッチ(修正プログラム)」と呼びます。

実は、人間の脳にも同じ構造があります。 進化の過程で生まれた認知の「近道」(バイアス)は、特定の状況では誤判断を引き起こします。 カルトや疑似科学はその「バグ」を意図的に突いて、人々の判断を狂わせます。

コンピュータ 人間の認知
バグ(Bug) 確証バイアス、権威バイアスなど、脳の認知的な「クセ」
エクスプロイト(Exploit) そのクセを悪用するカルト・詐欺・疑似科学の具体的な手口
パッチ(Patch) 手口を「知る」ことで得られる認知的な防御・免疫
CVE(脆弱性識別子) バグに付ける管理番号(例:BUG-001)
カルテ(レポート) 特定の疑似科学・カルト事件を解剖した検証レポート

用語集

バグ(Bug) BUG-XXX

人間の脳が持つ認知の「クセ」や「偏り」のこと。悪いことではなく、進化の産物です。例えば「多くの人が言っていることは正しいだろう」という判断(バンドワゴン効果)は、通常は効率的ですが、集団ヒステリーやデマ拡散の温床にもなります。このサイトではバグに「BUG-001」のような管理番号を付けています。

エクスプロイト(Exploit) EXPLOIT

バグを意図的に「突く」手口のこと。カルトの教祖や詐欺師は、人間の認知バグを熟知していて(意識的にも無意識にも)、それを巧みに使います。例えば「権威バイアス(BUG-002)」というバグに対して、「○○大学公認」「元NASA研究員」という肩書きを偽装するのが典型的なエクスプロイトです。

MPS スコア MPS

各レポートの「危険度」を数値化したものです。4つの軸で評価しています:E(経済的被害リスク)・P(精神的被害リスク)・S(社会的拡散力)・D(脱出困難度)。10点満点で、高いほど危険です。スコアが6以上を「HIGH」、8以上を「CRITICAL」と表示します。

ポストモーテム(Post-mortem) POST-MORTEM

もともとは医学用語で「死後解剖」の意味。エンジニアリングの世界では「障害の原因分析レポート」として使われます。このサイトでは過去のカルト騒動や詐欺事件を「なぜ成立したか・なぜ崩壊したか」の構造で分析するレポートに使っています。

バグ・バウンティ(Bug Bounty) BOUNTY

セキュリティの世界では「脆弱性を発見した人に報酬を払うプログラム」のこと。このサイトでは読者が「怪しい認知ハッキング」を発見・報告できる窓口として使っています。あなたが気になっている団体や手口があれば、ぜひ報告してください。

DARVO DARVO

「Deny(否定)・Attack(攻撃)・Reverse Victim and Offender(被害者と加害者の逆転)」の略。批判されると「私こそが被害者だ」と主張して反撃する防衛パターン。自己愛性人格障害(NPD)を持つ人に多く見られます。

NPD(自己愛性人格障害) NPD

「Narcissistic Personality Disorder」の略。他者への共感が乏しく、特権意識が強く、批判への耐性がない人格特性。カルト教祖や詐欺的インフルエンサーに高確率で見られるプロファイルです。「NPD=悪人」ではなく「NPD傾向を持つ人がカルトの構造を作りやすい」という分析的な意味で使っています。

スピリチュアル・ロンダリング(Science-washing) BUG-009

科学的に見えない主張を、科学的な言葉で包んで正当化する手口。「量子」「波動」「DNA」「エネルギー」など本物の科学用語を文脈を無視して使うことで、素人には検証しにくくする。

レポートの読み方

  1. 01
    カルテヘッダーで概要を掴む

    レポートID・MPS スコア・関連バグコード・対象(PERPETRATOR)を確認します。「どんな事件が、どの程度の危険度で、どのバグを使ったか」が一目でわかります。

  2. 02
    バグコードをクリックして辞書を確認する

    「BUG-002」のようなタグをクリックすると辞書ページに飛び、そのバグの定義と悪用されやすさのスコアが分かります。

  3. 03
    本文の「パッチ」セクションを読む

    各レポートの末尾には「認知のパッチ」=具体的な防御策が書かれています。感情的な怒りより、構造の理解が最強の防御です。