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認知バグのコードリファレンスと、悪質インフルエンサーが多用するテクニックの定義集。
各バグの「▸ レポートを見る」リンクから、実際の事件分析に飛べます。 用語の意味が分からない方はこちら →
脳のバグ(CVE相当)
BUG-006
後知恵バイアス Hindsight Bias
事後に「最初からそうなるとわかっていた」と感じる傾向。偶発的な成功体験(プラシーボ、自然回復)を特定の介入の効果として誤帰属させる。「飲んだら治った」は因果ではなく相関に過ぎないが、強力な体験として記憶に刻まれる。
悪用可能性: 7/10 影響範囲: 7/10 検出難度: 8/10
このバグが使われたレポート
BUG-009
サイエンスウォッシング(技術的権威の借用) Science Washing
「量子」「波動」「分子」「エネルギー」など科学的に聞こえる用語を、実際の科学的文脈から切り離して意味不明な形で使用することで、主張に科学的正当性があるかのような印象を与える手法。科学的外観と科学的内実のギャップが検出困難度を高める。
悪用可能性: 7/10 影響範囲: 8/10 検出難度: 9/10
BUG-013
ガスライティング脆弱性 Gaslighting Susceptibility
長期的な関係・権威関係・孤立状態において、他者からの継続的な現実の書き換えに対する抵抗力が低下する状態。「あなたの記憶が間違っている」「あなたは過敏だ」を繰り返し受けることで、自己の知覚・判断への信頼が損なわれ、操作者への依存が深まる。
悪用可能性: 8/10 影響範囲: 9/10 検出難度: 10/10
このバグが使われたレポート
BUG-019
感情的推論 Emotional Reasoning
「感動した=真実だ」「怖い=危険だ」「信じたい=正しい」という形で、感情的な確信を客観的証拠の代替として使うバグ。疑似科学セミナーにおける「体験して感じた変化」が、介入効果の証拠として機能するのはこのバグによる。CBT(認知行動療法)ではこれを最も基本的な認知の歪みとして扱う。
悪用可能性: 8/10 影響範囲: 8/10 検出難度: 9/10
BUG-020
段階的正常化 Gradual Normalization / Psychic Numbing
段階的にエスカレートする要求・状況・環境の変化を「普通」と認識し、異常を異常として認識できなくなるバグ。カルトの段階的コミット誘導(BUG-014)の受容側メカニズム。最初は異常に見えたことが、慣れによって参照点が書き換えられ、新たな「普通」になる。ゆでガエル現象の認知的説明。
悪用可能性: 8/10 影響範囲: 9/10 検出難度: 10/10
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