POST-MORTEM · 2026-05-30
ホメオパシー被害事件(2010年代):なぜ医療者が信じたか 2010年前後に日本で社会問題化したホメオパシーによる被害事例を構造的に分析。助産師・教育者がこの疑似医療を採用した経路と、被害が拡大した制度的脆弱性を解剖する。
ホメオパシー医療権威バイアス
過去の炎上・カルト騒動・詐欺事件の構造的分析。なぜ成功し、なぜ(あるいはなぜ)失敗したか。
2010年前後に日本で社会問題化したホメオパシーによる被害事例を構造的に分析。助産師・教育者がこの疑似医療を採用した経路と、被害が拡大した制度的脆弱性を解剖する。
エホバの証人の教義「輸血は神の律法違反」により、複数の死亡・重篤事例が発生してきた。日本でも未成年を含む複数の輸血拒否事例がある。「宗教的信念」が「医療的現実」をオーバーライドするメカニズムを、ライフスペース・不食事件と同型の構造として分析する。
1999年、ライフスペースというセミナービジネスのグループが、衰弱・死亡した男性の遺体を「好転反応の過程にある」と認識し、医療介入を拒否し続けた事案。集団精神病(フォリ・ア・マッス)が現実認識をどこまで歪めるかを示す、日本における最も極端な記録。
1985年、豊田商事による純金ペーパー商法が社会問題化。被害総額は約1800億円・被害者数2〜3万人に上り、最終的に創業者・永野一男がマスコミの前で刺殺されるという前代未聞の結末を迎えた。権威バイアスと孤立化を組み合わせた「昭和の詐欺」が、令和の振り込め詐欺・原野商法第二波と同じ構造を持つことを解析する。