オーパーツ・からくり
アルキメデスのスクリュー:可動部品ゼロに限りなく近い、螺旋の幾何学だけで水を持ち上げる装置
円筒の中に螺旋状の羽根を通した単純な構造の装置を斜めに設置し、下端を回転させるだけで水が螺旋の谷を伝って自動的に上方へ運ばれていく。歯車もバルブも電気も使わず、「回転運動」を「水の持ち上げ」に変換するために必要な要素は、螺旋という一つの幾何学的形状だけである。灌漑・鉱山の排水・下水処理に至るまで、2000年以上にわたり実質的に同一の原理のまま使われ続けている、機構としての完成度が極めて高い装置。