世界遺産異変
プラハ歴史地区:ナチスが「守った」都市——戦火を免れた千年の石造り迷宮
ボヘミア王国の都として栄えたプラハの旧市街は、第二次世界大戦の空爆をほぼ受けなかった。理由はナチス・ドイツが「ゲルマン文化の中心地」と位置づけ、意図的に破壊から保護したためだ。ロマネスク・ゴシック・バロック・アール・ヌーヴォーが混在する奇跡的な都市景観は、1992年にユネスコ世界遺産に登録。1968年「プラハの春」の舞台でもある、矛盾と歴史の重層する都市。
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