世界遺産異変
モシ・オア・トゥニャ/ヴィクトリア滝:「雷鳴とどろく煙」は二か国が共有する世界最大級の水のカーテン
幅1.7km・高さ108mのヴィクトリア滝は、世界最大の滝のひとつとしてザンビアとジンバブエの国境に位置する。現地語「モシ・オア・トゥニャ(雷鳴とどろく煙)」の名が示す通り、飛沫は50km先からも視認できる。1855年にリヴィングストンが「発見」と喧伝したが、現地のトンガ族ははるか以前からこの滝を知っており、神聖な場として崇拝してきた。1989年にUNESCO世界遺産に登録されたこの二か国共有遺産は、アフリカの生態系の宝庫でもある。