古文書・暗号
ディスコの記憶:失われたロンゴロンゴの文脈と「事後合理化」の罠
完全に読めなくなったロンゴロンゴの解読を試みる学者たちが、かつて読めると自称した老人ウレ・ヴァイケに木板を朗読させた。彼は見事に歌い上げたが、後にどの木板を渡しても、たとえ逆さまに渡しても、全く同じ歌を即興で歌っていただけであることが判明した。人間は「分からない」という認知の空白を耐えられず、求められた役割や文脈に合わせて自動的にそれらしい物語を捏造してしまう「事後合理化(作為の錯誤)」を象徴する歴史的事件。