世界遺産異変
ポルト湾:ピアナのカランシュ、ジロラータ湾、スカンドラ自然保護区:火と海が刻んだ3000万年の彫刻
コルシカ島西岸に広がるポルト湾一帯は、3000万年前の火山活動が生んだ赤色花崗岩の奇岩群「カランシュ」と、地中海有数の清澄な海域を擁する。ジロラータ湾は道路が通じない秘境として今なお船でしかアクセスできず、スカンドラ自然保護区はフランス初の海洋自然保護区として海陸一体の生態系を守る。オスプレイや希少魚類の楽園であり、人跡未踏に近い原始性が1983年の世界自然遺産登録を導いた。