世界遺産異変
フェルテ・デ・サマイパタ(サマイパタ砦):一枚岩に刻まれた巨大神殿、建造者が今も不明
ボリビア中部の山岳地帯、標高約1,950mに位置するサマイパタ砦は、単一の巨大岩盤を削り出して造られた先コロンブス期の宗教・政治的中心地である。長さ約250mに及ぶ砂岩台地の表面には、ジャガーや蛇などの動物浮き彫り、溝、ニッチ、儀礼用の水路が複雑に刻まれている。インカ帝国が征服前に存在した独自文明の遺構とされるが、建造した民族・宗教的機能・天文学的意味は今も解明されていない。
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