世界遺産異変
姫路城:戦わなかったから残った——不発の焼夷弾と白鷺城の奇跡
「白鷺城」と呼ばれる姫路城は、日本に現存する最高峰の木造城郭建築である。1945年のB-29による空襲で周囲の市街地が焼け野原となる中、天守閣に落下した焼夷弾は不発に終わり奇跡的に無傷で生き残った。江戸時代を通じて一度も実戦に使われなかったため完全な形が保たれ、「戦わなかったからこそ現存した城」という歴史の逆説を体現する。1993年、日本初のユネスコ世界遺産登録。
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