古文書・暗号
サクセス島:データ検証を怠る脳の「デフォルト効果」とコピペで伝播する虚偽の記録
18世紀後半、ある船長が太平洋上で発見したと報告した「サクセス島」。その座標と名称は一度公式な海図に文字情報として登録された。その後の航海で何度調査しても島は発見されなかったにもかかわらず、航海局や地図製作者たちは「公式文書に記載されているから」という理由だけで、100年以上にわたり海図に島を印刷し続けた。一度システムにインプットされた公式データを無条件で信用し、現実と矛盾していてもデバッグ(削除)を行わない「初期設定信頼バグ(デフォルト効果)」の典型例。