オーパーツ・からくり
孔雀時計:エルミタージュ美術館で今も正時に動く、18世紀最後の巨大複合オートマタ
イギリスの時計師ジェームズ・コックスが製作し、ロシアの女帝エカチェリーナ2世の寵臣グリゴリー・ポチョムキンが購入した巨大な鳥かご型の複合オートマタ。孔雀・フクロウ・雄鶏という3種の機械仕掛けの鳥が、それぞれ首を動かし、羽を広げ、鳴き声を模した動作を行う。18世紀の複合オートマタの中でも屈指の規模と複雑さを持ちながら、200年以上を経た現在もサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館で定期的に稼働実演が行われている、稀有な「今も生きている」古典機械。