世界遺産異変
砂漠に眠る14世紀間の都市、ローマ皇帝の故郷
レプティス・マグナはフェニキア人が紀元前7世紀頃に建設した交易都市に起源を持ち、ローマ帝国の支配下で地中海最大級の都市のひとつへと発展した。193年にローマ皇帝に即位したセプティミウス・セウェルスの出身地であり、彼は故郷への巨大な投資として新フォルム、凱旋門、大浴場、拡張された港湾施設を建設した。7世紀以降イスラム勢力の支配下に移った後、都市は徐々に砂に埋もれ、14世紀以上にわたって砂漠の下に封印されたことが皮肉にも最良の保存をもたらした。現在もモザイク、石柱、劇場が当時のほぼ原形をとどめており、発掘が継続されている。