世界遺産異変
トゥンヤイ=ファイ・カー・ケーン野生動物保護区:東南アジア最後の原生林に棲む絶滅危惧大型哺乳類7種の砦
タイ最大、東南アジア有数の野生動物保護区。面積は約64万ヘクタールに及び、ガウル・バンテン・アジアゾウ・トラ・ヒョウ・スンダウンピョウ・クマが全て生息する「大型哺乳類の最後の砦」として1991年に世界遺産登録された。1990年代に計画されたナムチョアンダム建設は環境NGOの歴史的勝利によって撤回されたが、ミャンマー国境沿いに位置するため密猟・不法伐採との戦いは現在も続く。