世界遺産異変
コパン考古学遺跡:マヤ文字解読の「ロゼッタストーン」と音節文字の発見
ホンジュラス西部、グアテマラ国境近郊に栄えたマヤ文明の東の首都。天文学・数学・文字体系研究の中心地として知られ、「祭壇Q」は16代の王名を刻んだマヤ文字解読の鍵となった。「マヤ文字は絵文字ではなく音節文字だ」という20世紀最大の考古学的発見と直結する遺跡だ。
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ホンジュラス西部、グアテマラ国境近郊に栄えたマヤ文明の東の首都。天文学・数学・文字体系研究の中心地として知られ、「祭壇Q」は16代の王名を刻んだマヤ文字解読の鍵となった。「マヤ文字は絵文字ではなく音節文字だ」という20世紀最大の考古学的発見と直結する遺跡だ。
ホンジュラス西部に位置するコパンは、マヤ文明の「天文学の都市」として知られる。世界最長のマヤ碑文(2,500文字)を刻む「ヒエログリフ階段」は15代の王権史を石に刻み込んだ記念碑だ。200年以上にわたる天文観測と暦計算の痕跡が残る一方、絶頂期の13代王「18ウサギ」が隣国キリグアに捕虜として連行され斬首された事件はいまだ謎に包まれている。
ホンジュラス西部の渓谷に位置するマヤの都市コパン。精緻な彫刻と碑文の多さ、天文学の精密さから『マヤのアテネ』と呼ばれる。球技場・階段碑文・祭壇など遺跡は保存状態が良く、マヤ文字の解読に大きく貢献した。9世紀に突然衰退・放棄され、その原因は現在も議論されている。